vol.15_キレイの個人的経済効果

vol.15_キレイの個人的経済効果

こんにちは!

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

突然ですが、ダイエットを頑張ったり、メイクの研究をしたり、美容医療でシミ取りをしたり、今この瞬間よりキレイになるための努力をすることのメリットってなんでしょう。

一番は自己肯定感が上がって日々の幸福度があがることでしょうか。

お洋服選びやメイクが楽しくなるかもしれません。

私のビューティーサロンのお客様で、ダイエットを頑張って15キロ以上の減量に成功された方は、「これまでも不当な扱いを受けていると感じたことなんてなかったけど、キレイになったら、レストランに行っても、洋服屋さんに行っても、とても丁寧に接客をされることに気づきました」とおっしゃっていました。

これ、本当に核心をついているなと思いました。

キレイでいることを意識して体づくりやお顔のケア、表情の管理をきちんとおこなうことで、大切に扱われる人になります

そして日々人から大切に扱われる実感があれば、自分自身も心穏やかに過ごせるので、身の回りの人にやさしくできるのではないでしょうか。


大学の講師をしていた時に同じ大学の経済学の教授がとても面白い実験をしていました。大阪の千日前商店街というところで、美人チーム10人と不美人チーム10人(お化粧やら洋服で実際の美のポテンシャルを下げに下げた女子大生たち)を別の日にそれぞれ一人ずつお買い物をさせるというものです。

確か、2000円を渡して、肉屋で鶏むね肉200g、豆腐屋木綿豆腐一丁、乾物屋でサバの干物1尾という感じで、ちょこちょことお買い物をしてもらって1990円分買い物をしてきてもらいました。

そうすると、教授の予想通り、不美人チームは、みんなキチンと10円のおつりを持って帰ってきました。

大阪商人のおじさんおばさんはとっても威勢が良くて面白くてすごく楽しくお買い物ができたそうです。東京の女子大生たちは、千日前商店街のTHE大阪の雰囲気が感じられて良い気分でお買い物を終えました。

一方、キレイにお化粧をして、かわいい洋服を着て商店街でお買い物をした美人チームはそれぞれ、200~400円おつりを残して、さらにお肉屋さんで生ウインナーを、豆腐屋で豆乳を、干物は1尾のはずが2尾入っていたり、それぞれ安くしてもらったばかりかおまけまでもらっていました。

美人チームもやっぱりとても楽しくお買い物をして、さらに得をして不美人チームよりさらに楽しい気持ちでお買い物を終えました。

これって、先ほどの私のサロンのお客様が言っていた、「これまでも不当な扱いを受けていると感じたことなんてなかったけど、キレイになったら、レストランに行っても、洋服屋さんに行っても、とても丁寧に接客をされることに気づきました」と、この言葉につながるのではないかなと思います。

これが人情の町大阪では、「安くしてくれる」「おまけをくれる」というとても分かりやすいサービスに繋がりました。


冒頭で、キレイになって一番のメリットは自己肯定感が上がって幸せになると書きましたが、このように経済効果も生んでしまうんです。

これって面白いですよね。

ダニエル・S.ハマーメッシュさんの美貌格差という本によると、キレイな人とそうでない人では生涯で2700万円の差が生まれるそうです。

ちなみに商店街の実験をした教授は、確か20代では年間200万円、30代100万円、40代でも80万円くらいの個人的経済効果があると言っていたと思います。

この金額は何によって算出するかで大きく違っていると思いますが、キレイを追い求めることは、経済的にも間違いなくメリットがあります。

これ、決して男性にごちそうしてもらえるというようなことだけではなく、営業職なら、キレイでスタイリッシュにスーツを着こなしていた方が成約に繋がるでしょうし、会社の社長なら美に無頓着でいるより、キレイな方が信用度が上がり、自社のサービスを選んでもらいやすくなると思います。

現に私の起業仲間で成功している人には元タレントという肩書の女性が数多くいます。

これは、昔も今もキレイを保っている自分にしっかりと自信をもって生きているので、売っているサービスにも自信があるから売れるのではないかと思います。

あるいは、日々あらゆるところで大切に扱われているので、クライアントさんにも自然と献身的に接することができ、結果質の高いサービスが提供できているのかもしれません。

キレイに付随して生まれる経済効果を自分自身で感じてみたいと思った方、今日から1個2個、キレイにつながる習慣を増やしてみませんか。

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