Vol.31_フェムケアの第一歩

Vol.31_フェムケアの第一歩

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

前回の経血コントロールのお話と、その前の第二次性徴期の女の子のブラの記事にとても大きな反響があり、とても驚いてます。

お友達やご家族にも知らせたくて記事をLINEで伝えたよ~なんてありがたいお声をいただきました。

ネットの隅っこで細々と綴るこのブログを参考にしてくれる方がいらっしゃることがとっても嬉しいです。


前回ブログに続き、今回もフェムケアについて書きます。

改めて、フェムケアというのは、わかりやすく言うとデリケートゾーンのケアのことです。


お顔のスキンケア、ボディケア、ヘアケアと合わせてフェムケアを意識することで、デリケートゾーンそのものの不快症状が起きなくなったり、PMSがなくなったりと、女性としてのQOLが上がります。

つまり、心身のバランスが整いやすくなります。


今日はフェムケアのスタートとして、デリケートゾーンの快適を維持するためのソープなどを紹介させてください。

普通の石鹸やボディソープじゃダメなの?と思うかもしれませんが、ダメなんです!


一般的なボディソープはアルカリ性でとても洗浄力と刺激が強く、女性の膣は弱酸性なので、ボディソープでごしごし洗うことでpH値のバランスが崩れ、アルカリ性よりになってしまいます。

そうなってしまうと、皮脂を取りすぎて乾燥してしまったり、常在菌が減って細菌が繁殖してしまう恐れがあります。

その結果、カンジダにかかりやすくなってしまったり、かゆみや痛み、腫れ、おりものの量が増える、においがでるなどの問題が起ってしまいます。


特に30代以上の女性は少しずつ体も変化してくるので、これまでより丁寧に扱う必要があります。


これまではちょっと不快だなと思っても、使い切りビデなどで大丈夫だったという方も、中から洗い流す使い切りビデでは、善玉菌を一緒に流しだしてしまう可能性があるのでやめましょう。


今現在、おりものの色が透明から白ではなく、クリーム掛かった色をしている方、少しいつもとにおいが違うと感じる方は、ソープの前に強制的に膣内のpH値を整える膣内洗浄ジェルがおすすめです。

特におすすめなのは、インクリアというハナミスイが出しているジェルです。

これは、使い切りビデのように洗い流すのではなく、膣内に乳酸配合のジェルを直接注入して膣の環境改善をはかるものです。


そして、ある程度整ったら次はぜひ日々のソープをボディとデリケートゾーンで分けてください。


私の一番おすすめのソープは、コラージュフルフル泡石鹸という弱酸性の低刺激泡石鹸です。

このソープのすごいところは、低刺激ながら、抗真菌薬レベルで菌と戦えるところです。


泡の状態で出てくるので、ごしごしせずに優しく洗えますし、さっぱり感がとても分かりやすいです。

元々脂漏性皮膚炎やしつこいふけかゆみなどの治療に特化したコラージュフルフルネクストシャンプーリンスを出している持田ヘルスケアの商品で、体の常在菌であるマラセチア菌などの菌と戦うためのエビデンスを沢山持った会社の製品でとても信頼性が高いです。


特にカンジダなど膣環境の悪化により菌が悪さをして起こる症状などには抜群に効果を発揮します。


専用ソープで優しく洗うことに慣れたらぜひやってほしいのがアーモンドオイルやホホバオイルなどの天然オイルでの保湿です。

フェムケア用の専用クリームなども沢山出ていますが、私は今のところボディと同じスイートアーモンドオイルでのケアが気に入ってます。

ベタベタしない程度に本当に薄く塗布するだけでOKです。


大人女性って、ただでさえ綺麗と快適を守るためにやることがたっぷりあるのに、これに加えてフェムケアまで!!と嫌気がさしてきた方もいるかしら。


でも、本当にソープを変えるだけならそんな手間でもないのでやってみてください。


スキンケア、ボディケア、ヘアケア、フェムケア、残念だけど素敵に年を重ねるためにはどれも捨てられません。

これを行うことの面倒よりも、行うことで得られるメリットの方が10倍大きいので、ぜひやってみてくださいね!!

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