vol.35_自分の肥満遺伝子知ってますか?

vol.35_自分の肥満遺伝子知ってますか?

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

肥満遺伝子とか、肥満遺伝子型と言われてピンときますか?

リンゴ型、洋ナシ型、バナナ型というと、「あ!知ってる」という方がいるのではないでしょうか。


先に言っておくとどのタイプの方も、やっぱり健康には常に留意して生活しなければなりませんし、食べすぎれば太るし、食べな過ぎれば不健康になります。

どのタイプも、バランスよく食べて、運動して、良い睡眠を心がけるのは共通です。


でも、自分が肥満となる原因傾向や食べ物傾向など知っておいて絶対に損はありません。


早速ですが、自分の肥満傾向、肥満遺伝子がどれなのかまずは導き出しましょう。


◆リンゴ型の特徴

太るときはお腹から

手足にあまりお肉が付かない

足が長いと言われることが多い

上半身に比べて下半身が貧弱

くびれたことがない

筋肉が付きにくいと感じる

ご飯やパンなど炭水化物が好き


◆洋ナシ形の特徴

太るときは全身満遍なく

ふくらはぎが太いと感じる

腰の位置はそれほど高くない

痩せるときはお腹から

下半身に比べて上半身が貧弱

手首足首が細い

筋肉が付きやすいと感じる

ポテトや揚げ物など油物が好き


◆バナナ型の特徴

太ったことがない

手足がとても長い

疲れやすい

筋肉が付きにくいと感じる

食に興味がなく、お菓子などでご飯を済ませてしまう



まれにそのどのタイプにも属さないという方がいますが、基本この3パターンとなります。


自分のタイプこれだな、とイメージが付いたでしょうか。

もし、わからなければ、セルフ遺伝子キットなどで正確に調べることも可能なので、ぜひご検討を!


この3パターンはほぼ遺伝子由来で決まるものなのですが、自分の特徴を理解するだけで、肥満を防げるかもしれません。


✓リンゴ型の性格と気を付けた方が良いこと

リンゴ型さんはウエスト周りに脂肪がつきやすく、そのために内臓脂肪型肥満になりやすいです。

それゆえ、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病にも注意が必要です。

糖質の代謝が苦手なので、パン、パスタなどの摂りすぎに注意しましょう。

糖質代謝を助けるビタミンB1を意識的に摂ることも有効です(豚肉、きなこ、ひじき、枝豆など)

また、早歩きや、ジョギングなどの有酸素運動を定期的にすることで、内臓脂肪の減少に効果があります。

リンゴ型さんの性格は、比較的大らかな人が多く、思い悩まないので、それが仇となって、随分脂肪をつけてから危機を感じてダイエットに突入となり、長引きがちです。



✓洋ナシ型の性格と気を付けた方が良いこと

洋梨型さんは上半身に比べて下半身に脂肪が付きやすく、皮下脂肪型肥満と呼ばれます。

また、脂質の代謝が苦手なため、脂肪燃焼効率が悪く、食事で摂りすぎた脂肪が皮下脂肪として溜め込みやすいです。

低体温の人も多く、冷え性を自認している場合がほとんどです。

そのため、むくみがちでもあるので、塩分の摂りすぎに気をつけてください。

洋梨型肥満は、固くついた脂肪を落とすのに時間がかかる傾向にあり、根気強くダイエットに取り組む必要があるため、一朝一夕で完成させようと思わず、ジワジワ続けられるスクワットなど下半身中心のトレーニングを組みましょう。

洋梨型さんの性格は真面目な人が多く、また洋梨型の体型的に人から見える部分が太ります。

その特性を活かして、少しの変化に気づいて細かく体型維持に努めることで、肥満化を食い止めることが重要です。

食事では、ストレスを感じているときなどにポテトチップス、カップ麺といったジャンクなものに手を出しがちなので、食以外の発散方法をいくつか持ち、低脂質を心がけて日々の食事に向き合いましょう。


✓バナナ型の性格と気を付けた方が良いこと

バナナ型さんは3種類の中で一番少数派です。

バナナ型は手足がひょろっと長く、食へのこだわりもなく、欠食をしやすいです。

たんぱく質をすぐに消費してしまうため、太らない代わりに筋肉もとても付きづらく、一見スタイル抜群に見えるバナナ型さんですが、好みの体型にボディメイクすることの難しい遺伝子型でもあります。

基本的には代謝が高く一番太りにくい型ではありますが、ひとたび太ってしまうとバナナ型さん特有の筋肉の付きづらさにより、なかなか痩せません。

女性で100kg、男性で130kgを超えるような超肥満体型の人は実はこのバナナ体型さんに多いことも特徴の一つです。

また、バナナ型さんはとても細やかな性格であることが多く、心を壊しやすいので、日頃から睡眠、休養、栄養バランスに気遣い、健康を心がけることが大切です。

食が後回しにしがちですが、手元にあるお菓子などで一食を補ってしまったりせず、細かに分食を心がけて少しずつでも栄養を摂りこむようにしましょう。

また、トレーニングは都度は短時間でも良いので、少し高負荷で筋肉にしっかり刺激を入れることで、少しずつ筋肥大させることができます。

 

自分のタイプをしっかり見極め、賢くボディメイクしましょうね!!

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