vol.36_炭水化物は体に良い?悪い?太る?太らない?

vol.36_炭水化物は体に良い?悪い?太る?太らない?

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

早速ですが、皆様は糖質、とか、炭水化物って聞くと、良いもの!って思いますか?

悪いもの!って思いますか?  

ちなみに、炭水化物と糖質が同じものという認識はできてますか?

 

炭水化物=糖質+食物繊維

ここがまず大前提となるので覚えておいてくださいね。

そして、答えからいうと、糖質は良いものでも悪いものでもなく大切なエネルギー源です!!!

この、エネルギー源という認識がすごく大事で、エネルギー源は他のものには代えられないのです。

糖質制限ダイエットというものもありますが、これは、糖質を断ち切って代わりに体内に入ってきた脂質をエネルギー化させて、脂質を活動の原料として使うことで糖質を摂らない代わりにカロリーを気にせず沢山食べられるというところが魅力的なダイエット方法です。

 

って、それなら脂質が糖質の代わりになるじゃんとなってしまうのですが、やはり、それはとってもとっても無理があり、消化器官に強く負担がかかるばかりか、肝臓が変換機の役割をして脂質からエネルギーを生み出す際に肝臓に重労働を課すことになり、肝機能が低下してしまいます。

場合によっては脂肪肝を発症することもあります。

また、ひどい頭痛が起ったり便秘を引き起こすこともあります。

それ以外も、口臭、体臭が強くなったり、疲れやすくなったり、その結果イライラしたりすることもあります。

私は、糖質制限ダイエットってどうですか?とサロンのお客様から聞かれるときは、詳しい説明をする前にまず、「結論から言うとはた迷惑なのでやめてください」とお伝えしてます。

それの最たる理由が、臭いとイライラ。

糖質制限をしている本人が頭が痛いのも、ふらつくのも、便秘になるのも本人が承知の上ならもう仕方がないのですが(と、書きましたが、実際はそれも絶対間違っていると思います)、臭いや他人に対してのイライラはどうなのかなぁと。

少なくてもダイエットって、今より素敵になるため、健康になるためにやっているのに、その過程でこんな症状を生み出す必要性があるのかしら?と疑問に思うわけです。

 

と、なんだか、話が逸れましたが、そんなわけで、糖質制限ダイエットは反対です。

 

そして、話を戻して。

糖質は大切なエネルギーという話ですね。

炭水化物って、私たちは生きていくうえで本当に大切な絶対欠かせないエネルギーなのです。

これを減らしすぎてしまうと、食物繊維が適切に摂れず、腸内フローラの維持ができなくなってしまいます。

また、脂質やたんぱく質に頼りすぎると、腸内の悪玉菌が増える原因になります。

 

赤血球はブドウ糖しかそのエネルギー源にならない細胞なので、血液を理想的な状態に保つためにも、糖質は大切です。

 

糖質が不足すると、体温を保てなくなったり、脳のエネルギーが不足して、疲れやすくなったり、集中力がなくなってしまいます。

 

そして、題名でもある炭水化物で太る?太らない?

という問題についてです。

こちらも結果から話しますと、食べすぎると太ります。

必要な量を超えて摂取した炭水化物は中性脂肪として蓄積され、肥満になったり生活習慣病の原因になってしまいます。

 

炭水化物は大切な栄養素なのです!とお伝えすると、一定数「大切な栄養素=食べても太らない」と拡大解釈される方がいますが、それは間違いです。

あなたの身体にちょうど良い量の炭水化物をきちんと摂ってくださいね。

 

その、ちょうどよい量の割り出し方ですが、

インターネットで、基礎代謝量と打ち込み計算サイトで身長体重を記入してまずは基礎代謝量の目星をつけましょう。

 

そして、自分自身の活動量に合わせて、ダイエット中であれば

活動量少な目の人 基礎代謝量+200~300kcal程度

活動量中程度の人 基礎代謝量+300~400kcal程度

活動量多い人 基礎代謝量+400~500kcal程度

 

ダイエットが必要ない場合は、

活動量少な目の人 基礎代謝量+400~600kcal程度

活動量中程度の人 基礎代謝量+500~700kcal程度

活動量多い人 基礎代謝量+600~800kcal程度

 

さて、繰り返します。

炭水化物は良いものとか悪いものとかではなく、必要不可欠なエネルギー!

摂りすぎたら太ります。

摂らな過ぎたら体を壊します。

ちゃんと適切に摂ることが大切ですよ!

 

 

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