vol.61_食べて痩せようジビエのすすめ

vol.61_食べて痩せようジビエのすすめ

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

一つ前の妊活記事にすごく沢山アクションをいただき、やはり妊活は30代以上の女性にとっては大きなテーマなんだなと実感しております。

そこにちょこっと挟んだ「ジビエ肉」に意外にも多くの反響があり、せっかくなので今週はこちらのテーマで。

というのも、ここから狩猟の季節で美味しいジビエ肉が出てくるのです。


そして、今回ジビエについて話したほとんどの方がジビエ肉、ジビエ料理を食べたことがないと聞いて、その素晴らしさを益々知ってほしくなりました。

ジビエは食べて綺麗になりたい女性、食べて痩せたい女性にぴったりの食材なんです。


ちなみに、ジビエとは狩猟によって狩られる野生の鳥獣やその肉のことを言います。 

 

日本で食べられるジビエは、

・マガモ

・ヤマウズラ

・キジ

・鳩

・熊

・カンガルー


・シカ

・イノシシなど


なぜジビエが良いのかというと、一つは高たんぱく、低カロリーという部分がありますが、それ以上のメリットに不飽和脂肪酸が摂れる点やビタミンミネラルがめちゃくちゃ豊富な点にあります。

これにより天然のサプリメントと評されることもあるほどです。


特にシカ肉は、脂質が牛の1/5程度しかなく、それゆえ、鶏むね肉に匹敵する低カロリー食材なことに加え、多く含まれているアセチルカルニチンの働きによって、体内の脂肪を燃焼させる効果が高いです。


つまり、カロリーは鶏むね肉と変わらず、脂肪を燃やしてくれる効果付き!

これはもう、ダイエットに取り入れないなんてもったいない!!


シカ肉に多く含まれる不飽和脂肪酸は、人間の体内では生成することができないので、他から補う必要があるのですが、シカ肉にはそれが豊富に含まれているので、とても効率よく補えます。

中でもとりわけ多く含まれている「供役リノール酸」「DHA」は、体内のあらゆる組織に栄養を送って活性化させ、抗がん作用、悪玉コレステロール抑制、脂肪燃焼、記憶力や学習能力の活性に加えて、近年では糖尿病の遺伝的リスクを打ち消す効果も期待できると分かってきました。

このことから、運動している人、ダイエットしたい人だけではなく、効率よく勉強をしたい人、頭脳労働に従事している人にもとても有効な栄養成分です。


冒頭にも書きましたが、ジビエの定義として、野生動物のお肉なので、生きている間は野山を駆け巡り山菜などを食料として生きています。

つまり、ジビエ肉は、添加物を一切含まない完全無添加食材なのです。

しかしながら、その完全無添加という利点とともに衛生面がまちまちなのではないか、臭いが強烈なのではないかと不安に感じる人も多く、なかなか一般的に広く食べられなかったという側面がありましたが、現在では多くの方に新鮮で衛生的なジビエを食してもらえるように様々な努力がされています。


2017年から、「国産ジビエ認証制度制定に関する専門委員会」として野生動物の捕獲から流通に至る有識者たちを集め、衛生管理の基準や認証について話し合われました。

それにより2018年に「国際ジビエ認証制度」制定

その結果、今では安心安全にジビエを提供できる環境が整いました。



さて、シカ肉と並んでとてもおすすめなのがイノシシ肉です。

シカ肉とイノシシ肉の大きな違いが脂質の多さにあるのですが、こちらもやはり不飽和脂肪酸が豊富で体内で燃えやすいとても良質な脂質です。

シカ肉に加えると脂質が高い分、どうしても高カロリーにはなりますが、同じカロリーの豚や牛を食べた時よりエンプティーカロリーがダントツ高く、多価不飽和脂肪酸が牛肉の倍以上含有させているので、若さを保つ効果、血液をサラサラにする効果をも得られます。


牛肉のように、中性脂肪や悪玉コレステロールの増加、動脈硬化や肥満などのリスクの高い飽和脂肪酸はわずかしか含まれていないので、病気リスクもとても少ないです。


なので、ダイエット中に少し良質な脂質を取り入れたい時などにとてもおススメです。


私は18歳まで兵庫県で過ごしましたが、子供のころからイノシシ猟が解禁になると父が美味しい牡丹鍋(イノシシ鍋)を食べに毎年連れて行ってくれ、大好物の一つでもあります。

丹波篠山あたりで食べられる牡丹鍋は濃厚な味噌ダシで煮込む鍋なので、クセを警戒してジビエに手が出ないという方のデビュー戦にぜひおすすめしたいです。

ちなみにバブルの頃私の父は靴製造メーカーをやっていて、同じ業種の社長連中の流行りが松茸の山を持つことでした。

例にもれず私の父も当時松茸の山を持っていたので、よく松茸採りに行って自分の山で摂った松茸で松茸ご飯やすき焼き、土瓶蒸しにして食べていましたが、当時の私は松茸のクセにどうしてもなじめずあまり好きではありませんでした。

もちろん今では大好きな松茸ですが。


何が言いたいかというと、そんな松茸の風味に内心おえーって思っていた当時小学生だった私でもイノシシの牡丹鍋はひたすら美味しく、クセなんて感じたこともありません。


それくらい自信を持っておススメします!!!


ちなみに今年の夏オーストラリアに行った際、オーストラリアに住む息子の希望でカンガルー肉を食べに行きましたが、こちらも見事にキレイな赤身の全く癖のない美味しいヘルシー肉で、一緒に行った女子たちに大人気でした。


ジビエって臭いんでしょ?クセが強いでしょ?と思ってこれまで手が出なかった方、もしかして食べたことがないor最後に食べたの国際基準が制定された2018年以前なのではないでしょうか。


もしももしも、そうだとしたら、最近のジビエはまったく臭くないです。

思い込みで高栄養を摂りそびれているとしたらもったいなさすぎ!


ぜひぜひ一度自分の舌で味わって美味しさとその優秀すぎる栄養を摂りこんでください!

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